学習の悩み・選び方

小3であまりのあるわり算がわからない|家庭での教え方

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「かけ算の九九はできるのに、あまりのあるわり算になったとたん手が止まる」。小学3年生の算数で、多くのご家庭がぶつかる悩みです。プリントの前で鉛筆が止まり、ため息をつくお子さんを見ると、親としてもどう声をかけていいか迷ってしまいますよね。

先に結論をお伝えします。あまりのあるわり算でつまずく子の多くは「わり算そのもの」より「九九のあいまいさ」と「あまりの意味がわからない」ことが原因です。ここを順番にほぐしていけば、家庭でも十分に立て直せます。この記事では、つまずきの正体をひとつずつ分解し、家庭でできるやさしい教え方と、それでも続かないときの選び方までまとめました。

まず押さえたい:つまずきは「わり算」ではなく2つの土台にある

あまりのあるわり算は、実は新しい計算を覚えているわけではありません。「九九」と「引き算」という、これまでに習ったことの組み合わせでできています。だからこそ、この2つがあいまいだと一気に難しく感じてしまうのです。

つまずきやすいポイントは、大きく次の2つに分かれます。

  • 土台のあいまいさ:九九がパッと出てこない。「7のだんが少し遅い」など、一部でも詰まると計算全体が止まる
  • 意味のわからなさ:「あまり」が何を指しているのかイメージできない。だから「あまりは割る数より小さい」というルールもピンとこない

学研教室の解説でも、わり算は小2で習った九九を暗記していないとついていけなくなる、と指摘されています(学研教室コラム)。つまり、あまりのあるわり算が苦手な子には、まず九九に立ち返るのが遠回りに見えて近道なのです。

「つまずいたら、わかるところまで戻る」。これが苦手克服の基本になります。

家庭での教え方①:まず九九の「詰まるだん」だけを見つける

いきなりわり算のプリントに戻る前に、どのだんで詰まるかだけを確認しましょう。全部やり直す必要はありません。

  • 1〜9のだんを、順番ではなくバラバラの順で口頭で聞いてみる
  • 「答えが3秒以上出ないだん」だけをメモする
  • 詰まるだん(多いのは6・7・8のだん)を、お風呂や車の中など、机以外の場所で軽く反復する

ポイントは、苦手なだんだけに絞ることです。全部やり直すと時間がかかり、お子さんも「またやるの」と嫌になってしまいます。詰まる2〜3個のだんがスッと出るようになるだけで、わり算の手応えは大きく変わります。

家庭での教え方②:「あまり」をおはじきやお菓子で見える形にする

九九が戻ってきたら、次は「あまり」の意味です。ここは紙の上の数字だけで教えようとすると失敗しやすいところ。実際に物を配って見せるのが一番の近道です。

たとえば「13このあめを、4人で同じ数ずつ分ける」場面を、おはじきやあめを使って実際にやってみます。

  1. 4人にひとつずつ配る、をくり返す
  2. 3こずつ配れたところで、あと1こでは全員に配れないことに気づく
  3. 「配りきれずに残ったこの1こ」が“あまり”だと、目で見て確認する

天神メディアの解説でも、具体物や図で問題場面を視覚的に表すことが理解につながると説明されています(天神メディア)。数字の「1」ではなく、手に残った本物の1ことして体験すると、「あまり」という言葉がぐっと身近になります。

家庭での教え方③:「あまりは割る数より小さい」を理由から納得させる

あまりのあるわり算で必ず出てくるルールが、**「あまりは、いつも割る数より小さくなる」**というものです。これを丸暗記させるのではなく、なぜそうなるのかを先ほどの配る体験で押さえます。

「もしあまりが割る数と同じか、それより大きかったら?」と聞いてみてください。「まだ配れちゃう」とお子さんが気づけば大成功です。あまりが割る数以上あるなら、もう1回ずつ配れるわけですから、答え(商)がまだ増える、というわけです。

このルールは、計算のまちがいに自分で気づくためのチェックにもなります。「あまりが割る数より大きくなったら、どこかがおかしい」とわかるだけで、見直しの精度が上がります。

家庭での教え方④:たしかめ算で「合っているか」を自分で確認できるようにする

最後に覚えたいのが**たしかめ算(検算)**です。あまりのあるわり算は、かけ算とたし算を使って答えが正しいか確かめられます

やり方はシンプルです。

  • わる数 × 商 + あまり = わられる数 になっていればOK
  • 例:13 ÷ 4 = 3 あまり 1 → 「4 × 3 = 12」「12 + 1 = 13」で、もとの13に戻る

先ほどの「あめを配る」場面とつなげると、より腑に落ちます。4人に3こずつ配って12こ、残りが1こ、合わせて13こ。配った分と残った分を足すと、はじめの数に戻る——これがたしかめ算の正体です。

自分で答えを確かめられるようになると、「合ってるかな」と不安なまま提出することが減り、算数への苦手意識もやわらいでいきます。

つまずきの直し方は、子どものタイプで選ぶ

ここまでの手順は多くの子に効きますが、すべての家庭で親が横について教えられるとは限りません。仕事や下の子の世話で時間が取りにくいこともあります。そこで、直し方のタイプを整理しておきます。

小3わり算 | つまずきの直し方

家庭で教える・ドリル・映像や通信教育の向き不向き

どれか1つではなく、組み合わせても大丈夫です

つきっきりの手間「なぜ」の理解続けやすさ
親が横で教える 物を使って × 親の時間が要る その場で深く 親子で疲れると続きにくい
紙のドリル 反復用 渡せば取り組める つまずきは残りやすい 飽きると止まりがち
映像授業・通信教育 解説つき 教える負担が軽い 戻って学び直せる 仕組みで続けやすい
  • ※効果には個人差があります。合うかどうかはお子さんの性格や生活リズムで変わります。

まなびとこども

紙のドリルは反復に向きますが、「どこでどう間違えたか」の解説が薄いため、つまずきの原因そのものは残りやすいのが弱点です。一方で、映像授業や通信教育はさかのぼって学び直せるので、九九やわり算の考え方に戻りたいときに向いています。親がつきっきりになれないご家庭ほど、この選択肢が助けになります。

親が教えるのが難しいときは「戻って学べる教材」を試してみる

「教えようとするとつい口調が強くなってしまう」「九九に戻りたいけれど付き合う時間がない」——そんなときは、さかのぼり学習ができる映像授業や通信教育をひとつ試してみるのも手です。合わなければやめてOK、くらいの軽い気持ちで始めるのがおすすめです。

たとえば映像授業のスタディサプリ小学講座 は、広告 / PR 小1〜高3まで全学年の授業が見られるので、小3のわり算でつまずいたら小2の九九まで戻って学び直すといった使い方ができます。料金は月額2,178円(税込)、14日間の無料体験つきで、期間中にやめれば料金はかかりません(クレジットカード決済の場合。最終確認日:2026-08-15。最新の料金・無料体験の条件は必ず公式サイトでご確認ください)。

まずは無料の範囲で「わが子が映像で学ぶのに向いているか」を見てから、続けるか決めれば十分です。無理に契約を急ぐ必要はありません。

よくある質問(FAQ)

Q. 九九には戻らず、わり算だけ練習すればよいのでは? A. あまりのあるわり算は九九を土台にしているため、九九があいまいなままだと計算が止まりやすくなります。詰まるだんだけでも先に戻すほうが、結果的に近道になりやすいです。

Q. あまりを出すとき、いつも数が大きくなりすぎてしまいます。 A. 「あまりは割る数より小さい」というルールから外れているサインです。たとえば「◯÷5」であまりが5以上になっていたら、まだ配れる(商を1増やせる)はずなので、そこで気づけるように声かけしてあげてください。

Q. たしかめ算はいつ教えればいいですか? A. わり算の答えが一応出せるようになってからで大丈夫です。先に計算の型を覚え、その後で「合っているか確かめる方法」として足すと、負担なく身につきます。

Q. 何回教えてもできず、親子でイライラしてしまいます。 A. 親が教えると感情が入りやすいのは自然なことです。物を使った体験に切り替える、映像授業など第三者の解説に任せる、など教える人・方法を変えるだけで進むこともあります。

まとめ:順番にほぐせば、家庭でも立て直せる

あまりのあるわり算のつまずきは、「①詰まる九九のだんを戻す → ②あまりを物で見える形にする → ③割る数より小さくなる理由を納得する → ④たしかめ算で自分で確認する」の順にほぐすのが基本です。

大切なのは、一度に全部を直そうとしないこと。今つまずいている一段だけを、あせらず一緒に越えていければ十分です。親が付き合いきれないときは、さかのぼって学び直せる教材にそっと頼るのも、立派な選択です。お子さんが「わかった」と少しでも笑えるように、まずはできそうな一手から始めてみてください。

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参考にした情報

※本記事は情報提供を目的としたもので、学習の成果を保証するものではありません(効果には個人差があります)。料金・無料体験の条件は変更される場合があるため、お申し込み前に必ず各サービスの公式サイトでご確認ください。