中3で関係代名詞がわからない|主格と目的格で止まる理由と直し方
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中3の秋に英語の点が急に落ちたら、まず確かめたいのが関係代名詞です。関係代名詞とは、名詞のすぐ後ろに説明をつなげるための who・which・that のことです。
結論から書くと、つまずきの多くは単語の選び分けより手前で起きています。「どの名詞を説明しているか」と「後ろが動詞で始まるか」を見ていないケースです。この2点を確かめれば、止まっている場所はほぼ絞れます。
この記事では、家庭で10分でできる確認テストと、止まった場所ごとの直し方を書きます。親が英語を教えられなくても、答えと見比べるだけで進められる内容です。
関係代名詞が中3の秋につまずきやすい理由
関係代名詞は、「名詞の後ろから説明をつける」という日本語にない語順を使う単元です。日本語では「京都に住んでいる友だち」と説明が前に来ますが、英語では a friend who lives in Kyoto と後ろに来ます。
時期は教科書と学校で違います。東京書籍の令和7年度用「NEW HORIZON 3」の年間指導計画では、Unit 5が関係代名詞の単元で、10月に配当されています。同じUnitの中で次の3つを続けて習う構成です。
- 関係代名詞を使わずに名詞を説明する形(接触節):the book I bought
- 人を説明する who:a friend who lives in Kyoto
- ものを説明する that・which(主格と目的格):a bus that goes to the station
11月のUnit 6では、the boy who is playing tennis のように主語を後ろから説明する長い文も出てきます。直前の9月には、分詞で名詞を後ろから説明する形も習っています。後ろから説明する形が2か月で続けて出るため、どこか1つが曖昧だと全部が混ざって見えます。
家庭で10分の確認テスト
止まっている場所は、次の4つの問題で見分けられます。親は英語が分からなくても、右の「正解」と見比べれば判定できます。
| 確認すること | 問題 | 正解 |
|---|---|---|
| ①説明される名詞を見つけられるか | I know a girl who can speak French. の who が説明している名詞に線を引く | a girl |
| ②人とものを選び分けられるか | This is a cake ( ) my mother made. のかっこに who か which を入れる | which(that も可) |
| ③主格と目的格を見分けられるか | 省略できる that はどちらか:a) the dog that runs fast b) the dog that Ken has | b |
| ④後ろから訳せるか | The boy who is playing tennis is my brother. を日本語にする | テニスをしている男の子は私の弟です。 |
①で迷う子は、説明される名詞を見つけるところで止まっています。②だけ間違える子は、人とものの選び分けです。③を間違える子は、主格と目的格の区別で止まっています。④で「男の子はテニスをしていて…」と前から訳す子は、長い主語を1つのかたまりとして読めていません。
4問とも正解なのに点が取れない場合は、2文を1文にする書き換えで代名詞を消し忘れていないかを疑います。次の節の「タイプ4」で確認できます。
つまずきのタイプ別の直し方
直し方は、確認テストで最初に間違えた問題に合わせて1つ選びます。全部を一度にやり直すと、受験期の平日では時間が足りません。
タイプ1 説明される名詞を見つけられない
説明される名詞は、who・which・that のすぐ前にある名詞です。文法用語では先行詞と呼びますが、用語を覚えるより見つけ方を体で覚えるほうが早く身につきます。
練習は、教科書の本文から関係代名詞が入った文を5つ選び、すぐ前の名詞を四角で囲ませるだけで足ります。囲んだ名詞と、関係代名詞から後ろの説明を矢印で結ばせると、どこまでが説明のかたまりかも見えてきます。
タイプ2 人とものを選び分けられない
選び分けは、四角で囲んだ名詞が人かどうかだけで決まります。人なら who、人以外なら which を使い、that はどちらにも使えます。
| 説明される名詞 | 使う語 | 例 |
|---|---|---|
| 人(a friend・the teacher) | who(that も可) | a friend who lives in Kyoto |
| もの・動物(a bus・the dog) | which(that も可) | a bus which goes to the station |
選び分けで迷う子は、先にタイプ1の四角囲みができているかを確かめます。名詞を囲めていれば、人かものかの判定で迷う場面は少なくなります。
タイプ3 主格と目的格を見分けられない
主格と目的格は、関係代名詞のすぐ後ろが動詞か、主語+動詞かで見分けます。後ろが runs のような動詞なら主格、Ken has のように主語が先に来るなら目的格です。
| 種類 | 関係代名詞の後ろ | 例 | 省略 |
|---|---|---|---|
| 主格 | 動詞で始まる | the dog that runs fast | できない |
| 目的格 | 主語+動詞で始まる | the dog that Ken has | できる |
目的格は省略できるため、the book I bought のように関係代名詞が見えない文になります。Unit 5の最初に習う接触節と同じ形です。**「名詞のすぐ後ろに主語+動詞が続いたら、間に that が隠れている」**と覚えると、長文で読み落としにくくなります。
練習は、教科書の文の関係代名詞に丸をつけ、すぐ後ろの1語が動詞かどうかを答えさせる形で1日5文に絞ります。親は「動詞なら主格」の1点だけを確認すれば足ります。
タイプ4 2文を1文にする書き換えで止まる
書き換えの問題では、2文目の代名詞を関係代名詞に置き換えて、元の代名詞は消すのが手順です。誤りやすいのは、元の代名詞を残してしまう形です。
- 主格:I have a friend. She lives in Kyoto. → She を who に置き換える → I have a friend who lives in Kyoto.
- 目的格:This is the book. I read it yesterday. → it を that に置き換えて前に出す → This is the book that I read yesterday.
目的格で This is the book that I read it yesterday. と書く子は、it を消していません。書き換えたあとに「2文目の he・she・it・them が残っていないか」だけを親が見ます。英語が分からなくても、代名詞が残っているかなら確認できます。
タイプ5 長い主語を後ろから訳せない
The boy who is playing tennis is my brother. のような文は、is が2回出てくる文として見分けます。1つ目の is までは主語の説明、2つ目の is から後ろが文の本体です。
練習は、和訳の前に主語のかたまりをかっこでくくらせます。「(The boy who is playing tennis)is my brother.」とくくれたら、かっこの中を先に訳して「テニスをしている男の子は」とまとめます。この形は11月のUnit 6で出るため、10月のうちに予習の形で触れておくと授業で慌てずに済みます。
関係代名詞の後ろには、中2で習った不定詞や動名詞がそのまま入ります。説明の部分が訳せないときは、中2の文法で止まっている可能性もあります。不定詞の確認は中2で不定詞がわからない|3つの用法でつまずく理由と直し方にまとめています。
家庭で見るか外に任せるかの決め方
家庭で見るか外に任せるかは、「止まっている場所を家庭で1つに絞れたか」で決めます。確認テストで止まった場所が1つなら、平日10〜15分の練習で直せる範囲です。
中3英語 | 関係代名詞の立て直し
関係代名詞を立て直す3つの方法
止まっている場所を誰が見つけるかで向き不向きが変わります
| 止まった場所を見つける | 費用 | 送迎・時間 | |
|---|---|---|---|
| 親が家庭で見る 確認テスト+教科書 | △ 確認テストで絞れれば可能 | ○ 追加の費用なし | △ 親の時間が要る |
| 通信教育・学習アプリ 自分で解いて進める | △ 問題の誤答から判断 | △ 月額がかかる | ○ 送迎なし |
| オンライン家庭教師 講師と1対1 | ○ 講師が会話で探せる | × 3つの中で高くなりやすい | ○ 送迎なし |
- ※料金や指導の形はサービスごとに違います。比べる前に各公式サイトで最新の条件をご確認ください
まなびとこども
外に任せたほうがよいのは、次のどれかに当てはまる家庭です。
- 確認テストで2つ以上のタイプにまたがって間違えている
- 不定詞や分詞など、中2から前の文法にも穴がある
- 親が見ると言い合いになり、10分の確認も続かない
中3の秋は、関係代名詞のあとに仮定法が続き、入試の過去問も始まる時期です。関係代名詞は高校入試の長文で何度も出る形です。止まった場所を秋のうちに直しておくと、過去問で読み落とす文が減ります。
オンライン家庭教師の無料体験の使い方
止まった場所が家庭で見つからないなら、見つける役を講師に任せる方法があります。オンライン家庭教師なら、送迎なしで1対1の指導を受けられます。費用は3つの方法の中で高くなりやすいため、料金に何が含まれるかを体験の段階で確かめます。
体験を申し込むときは、「目的格の書き換えで代名詞を消し忘れる」のように、確認テストの結果をそのまま伝えます。体験の授業で、止まった場所を講師が同じように特定できるかを見ると、合う・合わないを判断しやすくなります。
体験のあとに見る点は3つです。
- 講師が、どこで止まっているかを子どもに分かる言葉で説明できたか
- 宿題の量が、学校の課題や受験勉強と両立できる量か
- 料金に何が含まれているか(教材費・受験期の追加授業の扱い)
合わなければ見送ってかまいません。学習の効果には個人差があり、体験だけで判断しきれないこともあります。
オンライン家庭教師ネッティーは、家庭教師のノーバスが運営するオンライン家庭教師です。公式サイトによると、無料体験授業を受け付けています。カメラとマイクが付いたパソコン・タブレット・スマートフォンがあれば受講できます。料金は月8,800円から(税込)と表示されていますが、学年やコースで変わります。
よくある質問
Q. whom は覚えなくていいですか。 東京書籍の「NEW HORIZON 3」の年間指導計画で扱うのは、who と that・which です。人を説明する目的格は、that を使うか、関係代名詞を省いた形で書けば中学の範囲では足ります。学校のワークに whom が出ている場合は、授業での扱いを先生に確認してください。
Q. that を使えば全部正解になりますか。 that は人にもものにも使えるため、書く問題では多くの場面で使えます。ただし、かっこに who か which を選ぶ問題では that が選択肢にないこともあります。人とものの選び分けは、that に頼らず身につけておくと安心です。
Q. 分詞の後置修飾と混ざってしまいます。 the boy playing tennis(分詞)と the boy who is playing tennis(関係代名詞)は、意味が同じです。どちらも「名詞の後ろに説明がつく」形なので、まず説明される名詞を四角で囲む練習を共通で使えます。
Q. 入試対策の問題集から始めてもいいですか。 止まった場所が分からないまま入試問題を解くと、間違えた理由が見えず同じミスを繰り返しがちです。教科書のUnit 5の本文とワークで確認テストのタイプを直してから、入試の長文に進む順番が遠回りになりません。
まとめ
中3で関係代名詞が分からなくなる原因は、タイプ1〜5のどれかにあります。名詞の見つけ方・人とものの選び分け・主格と目的格・書き換え・長い主語の訳し方です。やることは3つです。
- 確認テストの4問で、止まっている場所を1つに絞る
- タイプに合わせて、平日10〜15分で1か所だけ直す
- 止まった場所が家庭で見つからないときは、見つける役を外に任せる
関係代名詞は11月の長い主語の文や、入試の長文読解でも使い続ける形です。習ってから間もない10月なら、戻る範囲は1つの単元で済みます。
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参考にした情報
- 東京書籍「令和7年度(2025年度)用 中学校英語科用 NEW HORIZON 年間指導計画(略案)【3年】」(Unit 5で接触節・関係代名詞 who・that[which]の主格と目的格を扱い10月配当、Unit 6で主語を説明する関係代名詞を11月配当。最終確認日:2026-10-08)
- 家庭教師のノーバス「オンライン家庭教師ネッティー」公式サイト(無料体験授業・受講に必要な機器・料金表示。最終確認日:2026-10-08)
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