学習の悩み・選び方

明光フリースクールの料金と評判|合う子と通い方を整理

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「明光義塾がフリースクールを始めたらしいけれど、料金はいくら?」「塾の延長なのか、居場所なのか、よくわからない」。学校に行きづらいお子さんを持つ保護者から、こうした疑問をよく聞きます。

先に結論をお伝えします。明光フリースクールの月額は、週1回の20,000円から週5回の71,500円まで(税込)です。入会金は別に22,000円かかります。 教室に通う形のフリースクールで、勉強の学び直しと「好きなこと」の両方を扱う場所です。近くに教室があり、週1回からでも外に出る場所を作りたい家庭に向いています。

料金・教室の場所・出席扱いの情報は、すべて明光フリースクール公式サイトの記載をもとにしています(最終確認日:2026-09-27)。

明光フリースクールの基本情報

明光フリースクールは、個別指導塾「明光義塾」を運営してきた明光グループがつくった、小中学生向けのフリースクールです。公式サイトの運営会社表記は株式会社明光みらいです。公式サイトによると、対象は小学1年生から中学3年生が中心で、高校生も参加できます。

公式サイトで確認できた基本情報は次のとおりです。

項目公式サイトの記載
対象小1〜中3が中心(高校生も参加可)
通い方教室に通う形(週1回〜週5回のコース)
開校時間平日9:00〜15:00(教室見学の受付時間として記載)
1日の人数1日あたり15名程度が定員
在籍校今の小中学校に籍を置いたまま通う
入会時期月の途中でも随時入会できる

不登校の子が中心ですが、学校に通いながらフリースクールにも通う形もできると公式サイトのQ&Aにあります。料金はどちらでも同じです。

代表の小幡和輝さんは、10年間の不登校を経験し、フリースクールで学んだ当事者だと紹介されています。オンラインフリースクール「クラスジャパン小中学園」の代表も務めています。

料金はいくら?コース別の月額と入会金

明光フリースクールの料金は、通う回数で決まる3コースです。公式サイトの料金表(税込)は次のとおりです。

コース通う回数月額利用料(税込)
ライトコース週1回20,000円
ステップコース週3回55,000円
バランスコース週5回71,500円

料金表の注意書きには、次の5点が書かれています。

  • 週2回・週4回も相談できる
  • 入会金22,000円(税込)が別にかかる(在籍中の生徒のきょうだい・明光義塾に在籍中の生徒は無料)
  • ステップコースとバランスコースはPCのレンタル料込み
  • ライトコースは一部参加できないコンテンツがある
  • 自治体のフリースクール助成金の対象になる場合がある

昼食は持参するか、スクールが用意する昼食を申し込むかを選べます。**昼食の申し込みは別料金で月額16,500円(税込)**です。

1年間でかかる金額の目安

月額と入会金から、1年間通った場合の合計を当サイトで試算しました。昼食オプションと、自治体の助成金は含めていません。

コース入会金+月額×12か月
ライトコース(週1回)262,000円
ステップコース(週3回)682,000円
バランスコース(週5回)880,000円

1か月を4週として1回あたりに直すと、ライトコースは約5,000円、ステップコースは約4,600円、バランスコースは約3,600円です。回数が多いほど1回あたりは安くなりますが、月の負担は大きくなります。 まず週1回で様子を見て、本人が「もっと行きたい」と言ったら回数を増やす順番が、家計の面では無理がありません。

助成金が使えるかは住んでいる自治体しだい

公式サイトのQ&Aには、自治体のフリースクール補助金の対象になった実績が多数あると書かれています。たとえば南阿佐ヶ谷新高円寺校(東京都杉並区)のページには、「東京都フリースクール助成金の対象実績あり(月額2万円)」との記載があります。

ただし、助成金の有無・金額・条件は自治体ごとに違います。使えるかどうかは、お住まいの市区町村の窓口か、個別相談で確認するのが確実です。

どんな場所?1日の過ごし方と学びの中身

明光フリースクールは「勉強をさせる場所」と「居場所」のどちらか一方ではなく、両方を用意しています。公式サイトによると、子どもはその日の体調や気分に合わせて、「授業を受ける」か「自分のやってみたいことに取り組む」かを毎日自分で決められます。 授業への参加は必須ではなく、授業スペースとは別に自由スペースがあります。

1日の始まりに「作戦タイム」、終わりに「ふりかえり」の時間があり、小さな「できた」を積み重ねる仕組みです。

公式サイトで紹介されている学びの内容は次のとおりです。

  • デキタス:2〜3分の授業動画と問題で学ぶ教科学習のICT教材(教科書対応)
  • カンジモンスターズ:部首を合体させて戦う、漢検公認の漢字カードゲーム
  • プログラミング:Webサイトづくりなどを基礎から学ぶ
  • ゲムトレ:プロのトレーナーからマイクラなどを教わる特別授業
  • タンキュークエスト:歴史・科学・経済などを動画とゲームで学ぶ探究型教材
  • ボードゲーム:ボードゲームカフェが選んだゲームで学ぶ

このほか、体育館でのボール遊びや科学の実験、遠足など、生徒の「やりたい」を形にする授業もあると書かれています。各業界のプロを招いたイベントも開いており、過去の例としてQuizKnockの東言さん、タレントの中川翔子さんの名前が挙がっています。

スタッフと保護者向けのサポート

スタッフは、教員経験者・児童支援の専門資格を持つ人・明光義塾の教室長経験者などだと公式サイトで紹介されています。

保護者向けのサポートは、公式サイトに次の5つが挙げられています。

  • 専用アプリ:お知らせ・スタッフとのやりとり・登校下校の確認
  • 個別相談会:3か月に1回程度(対面・オンライン)
  • 保護者向けイベント:3か月に1回程度(専門家のレクチャーなど)
  • カウンセラーへのオンライン相談:希望者のみ・事前予約制
  • 学校連携サポート:1か月の様子をまとめたレポートを毎月保護者へ共有

出席扱いになる?在籍校との関係

出席扱いになるかどうかを決めるのは、明光フリースクールではなく在籍している学校の校長です。

文部科学省の通知(令和元年10月25日)の別記では、学校外の民間施設で相談・指導を受けた日数について、一定の要件を満たす場合に「校長は指導要録上出席扱いとすることができる」とされています。要件には、保護者と学校の連携が保たれていることなどが含まれます。民間施設での指導がその子に合っているかどうかも、校長が教育委員会と連携して判断するとされています。

明光フリースクールの公式Q&Aには、毎月の学習レポートを学校に提出して出席扱いになった事例が多数あると書かれています。学校との連携もサポートし、状況によってはスクールから学校や自治体へ直接電話することもできるそうです。

つまり、フリースクールに通えば自動的に出席扱いになるわけではありません。入会を考え始めた段階で、担任の先生や学校に「フリースクールを検討している」と伝えておくと、話がスムーズです。

卒業については、今の学校に籍を置いたまま通うため、卒業するのは今の小中学校です。公式サイトによると、出席扱いが認められるとフリースクールでの学びが通知表にも反映されます。

評判は?公式サイトで確かめられること

「明光フリースクール 評判」で調べる方は多いのですが、当サイトでは公式サイトで確かめられない口コミは載せません。ここでは、公式サイトに掲載されている保護者の声の傾向を紹介します。運営側が選んで載せている声である点は、割り引いて読んでください。

公式サイトの保護者の声は3件で、内容は次のような傾向です。

  • 中学生の保護者:スクールから帰ってくると元気が戻っている様子で、通う日を楽しみにしている
  • 小学生の保護者:漢字カードゲームやデキタスが気に入り、テスト勉強にも使っている
  • 中学生の保護者:不安や緊張はあったが、本人が通いたいと希望したので入会した

3件目の声のとおり、最初から不安がゼロの子は少ないという前提で考えるのが現実的です。評判を読むより、本人と一緒に教室見学に行き、スタッフや雰囲気を自分の目で確かめるほうが判断材料になります。

合う子・合わない子の目安

明光フリースクールが合うかどうかは、「通える距離に教室があるか」と「家の外に出られる状態か」でほぼ決まります。公式情報から見た目安は次のとおりです。

合いやすいケース

  • 通える範囲に教室があり、週1回からでも外に出る場所を作りたい
  • 勉強の遅れも気になるが、勉強だけの場所だと行きたがらない
  • ゲームやプログラミングなど、好きなことをきっかけに通えそう
  • 1日15名程度の少人数なら、ほかの子がいても過ごせそう
  • 学校に籍を置いたまま、学校とのやりとりも手伝ってほしい

合いにくいケース

  • 近くに教室がない(2026-09-27時点で開校済みは8教室)
  • 今はまだ家から出ること自体が難しい
  • 週3回以上通わせたいが、月5万円を超える負担は続けにくい
  • 学習の遅れを短期間で集中的に取り戻したい(教科学習が中心ではないため)

家から出るのが難しい場合について、公式サイトでは「遠方地域にお住まいの方や自宅で学びたい方」向けに、オンラインフリースクールのクラスジャパン小中学園を案内しています。杉並区の教室ページにも、提携スクールでオンラインから始められると書かれています。

学習の遅れを取り戻すことがいちばんの目的なら、個別指導塾やオンライン家庭教師のほうが目的に直結します。学び方の選び分けは、授業についていけない小学生の家庭学習|自分のペースで学ぶ選び方にまとめています。

教室の場所(2026-09-27時点)

公式サイトの都道府県別ページで確認できた教室は、次のとおりです。

地域教室
東京都高田馬場校(新宿区)、南阿佐ヶ谷新高円寺校(杉並区)、大岡山校(大田区)、西葛西校(江戸川区)
長野県広丘校(塩尻市)
山梨県甲府昭和校(昭和町)
滋賀県甲西校(湖南市)
岡山県倉敷校(倉敷市)

このほか、東京都北区・千葉市・名古屋市・福岡市は「開校準備中」と表示されています。公式サイトによると、新しい教室は増えており、開校の連絡を受け取りたい場合は資料請求をしておく形です。近くに教室があるかどうかは、まず公式サイトのスクール一覧で確認してください。

入会までの流れと体験の申し込み

入会までは4つのステップです。公式サイトの「ご入会までの流れ」を整理しました。

  1. 資料請求:フォームから申し込むと、資料がメールで届く
  2. 教室見学・個別相談:見学は平日9:00〜15:00。個別相談は事前予約制で土日も受付、オンラインでもできる
  3. 入会:時期を問わず、月の途中でも入会できる
  4. 1か月後面談:スクール長から、実際に過ごした様子の共有がある

公式サイトには「無料体験・個別相談」の申し込み窓口もあります。電話の場合は0120-963-279(受付9:00〜18:00・土日祝除く)です。保護者向けのオンライン説明会(参加費無料)の案内も出ています。

入会するか決まっていない段階でも相談できると公式サイトに書かれています。本人がまだ行くと言っていない段階なら、まず保護者だけで資料請求や説明会に参加し、料金や教室の場所を確かめるという進め方でも問題ありません。

料金・教室・体験の条件は変更されることがあります。申し込み前に必ず公式サイトで最新の内容をご確認ください。

中学卒業後の進路とのつながり

中学卒業後の進路は自由に選べます。公式サイトのQ&Aには、系列の明光義塾高等学院に進学すると、通い慣れた教室でそのまま高校卒業までサポートを受けられると書かれています。また、明光義塾高等学院との連携で高校卒業認定までサポートできるとも記載されています。

広告 / PR 明光義塾高等学院(公式サイト)

中学生のお子さんで高校選びが近づいている場合は、通信制高校の仕組みや選ぶときの条件を不登校の中学生の高校選び|通信制を選ぶ5つの条件にまとめています。

よくある質問

学年の途中から入れる?やめられる?

入会も退会も学年の途中でできると、公式サイトのQ&Aに書かれています。入会は月の途中でも受け付けています。

保護者が付き添う必要はある?

付き添いは必須ではありません。公式サイトによると、授業は自由に見学できます。

学校に通いながら利用できる?

利用できます。不登校の子が中心ですが、学校に通いながら通う形も可能で、料金は同じだと公式サイトに書かれています。

通えば必ず出席扱いになる?

必ずではありません。出席扱いにするかどうかは、在籍校の校長が判断します。明光フリースクールは学習レポートの提出など、学校との連携をサポートしています。

オンラインだけで通える?

明光フリースクール自体は教室に通う形です。自宅で学びたい場合、公式サイトでは提携するオンラインフリースクールのクラスジャパン小中学園を案内しています。

まとめ

  • 月額は週1回20,000円・週3回55,000円・週5回71,500円(税込)。入会金22,000円と、希望すれば昼食代月16,500円が別にかかる
  • 授業に出るか好きなことをするかを毎日選べる、教室に通う形のフリースクール
  • 出席扱いは在籍校の校長の判断。入会を考え始めたら学校にも伝えておく
  • 開校済みの教室は8か所(2026-09-27時点)。まず近くに教室があるかを確認する
  • 本人の気持ちが固まる前でも、保護者だけで資料請求・説明会・個別相談を使える

フリースクールに通うかどうかは、急いで決めなくても大丈夫です。お子さんのペースに合わせて、情報を集めるところから始めてみてください。

※本記事は情報提供を目的としたもので、学習の成果や学校への復帰、出席扱いを保証するものではありません(効果には個人差があります)。料金・無料体験の条件は変更される場合があるため、お申し込み前に必ず各サービスの公式サイトでご確認ください。

あわせて読みたい

参考にした情報

  • 明光フリースクール 公式サイト(特徴・保護者サポート・よくあるご質問・ご入会までの流れ・ご利用料金・スクール一覧・https://freeschool.meikogijuku.jp/・最終確認日:2026-09-27)
  • 文部科学省「義務教育段階の不登校児童生徒が学校外の公的機関や民間施設において相談・指導を受けている場合の指導要録上の出欠の取扱いについて」(令和元年10月25日通知の別記1・https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/1422155_00004.htm・最終確認日:2026-09-27)