Scratchで保存できない|作品を消す前に親子で確かめる順番
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Scratchで作ったゲームを保存しようとして、エラーが出た。子どもが焦っているときは、画面の再読込やログアウトを急がず、作品のコピーを端末に残すことを先に試します。
「ファイル」からコンピューターへの保存を試し、開けるコピーを確保してから原因を調べます。 ネット上への保存と、手元のファイルへの保存は分けて考えてください。ファイルを残せても、アカウント側まで保存されたとは限りません。
Scratchの公式ヘルプを2026年10月22日に確認した整理です。対象はScratchのプロジェクトで、ScratchJrの手順とは異なります。家庭での確認順は当サイトの提案です。
最初は作品のコピーの確保
保存に失敗した画面がまだ開いているなら、現在の作品を手元へ保存する方法を先に試します。公式ヘルプも、通信が切れた場合の対応として、ファイルメニューからコンピューターへ保存する方法を示しています。
英語の画面では「File」「Save to your computer」です。端末へ保存される作品ファイルは「.sb3」という末尾を持ちます。名前を変える場合も、末尾の文字は残します。
親が代わりに操作するときは、子どもに「どこまで作ったか」を聞いてから保存します。猫を動かすブロックを追加したのか、背景を変えたのか、最後の変更を一つ覚えておくためです。あとで開いたコピーに、その変更があるかを確認できます。
保存ボタンを押した記憶より、保存された作品の中身を確かめます。 ダウンロードの一覧や保存先にファイルがあるかを見て、日時と名前を控えます。学校の端末など、保存先が制限された環境では、先生や端末の管理者へ確認してください。制限を外す操作を子どもだけで進める必要はありません。
端末保存も失敗した場合は、成功したことにして次へ進めません。画面を閉じずに、エラー文、作品名、使用している端末をメモします。画面の写真は問い合わせの補助にはなりますが、ブロックや素材を編集できる作品ファイルの代わりにはなりません。
通信とログインの切り分け
コピーを残した後は、通信が続いているかと、保存したいアカウントに入っているかを別々に確認します。公式ヘルプは、接続の喪失とサインアウトを、保存できない理由として挙げています。
家庭では、作品を作っているタブを残したまま、別のタブで接続やアカウントの表示を確認する順番にします。学校から持ち帰った端末と家のパソコンで、同じ作品を開いていないかも親子で確認します。
公式は、複数の端末やアカウントを使う場面でサインアウトが起こる場合があると説明しています。家族で一つのアカウントを使い回すことは勧めていません。「弟の作品一覧に保存されていた」という取り違えを防ぐためにも、表示中の利用者名を確認します。
ネットワーク側の障害で保存できない場合もあります。作品を一度端末に書き出して、時間を置いて再度保存する案内です。保存できないことを、子どものプログラムの間違いと決めつけないでください。
ログアウトやサインインし直す方法を試す前にも、作業中の作品を端末へ保存するという順番が公式に示されています。コピーを確保できていない段階で、画面を閉じる手順へ進めないようにします。
音や画像を追加した直後の確認
大きな音や画像を入れた後に保存できなくなったなら、素材のサイズも確認対象です。公式ヘルプでは、音・画像の上限と、ブロックなどの情報を持つファイルの上限を別々に説明しています。
確認時点では、一つの音や画像について10MB、プロジェクト情報を保存するproject.jsonについて5MBという制限が示されています。作品全体のsb3ファイルの大きさだけを見ても、原因は決まりません。 個々の素材と、プログラムの情報は別の確認項目です。
最初から作品を解体する必要はありません。家庭では、直前に加えた長い録音、読み込んだ画像、急に増やした登場人物などをメモします。元のコピーを確保してから、変更を加える対象を絞ります。
公式は、大きな音を音エディターで小さく分ける方法も案内しています。ただし、分けた音を順番に再生するよう、ブロックの組み直しが必要です。保存のために音を消した結果、ゲームの動きが変わったままにならないようにします。
画像やブロックを減らす場合も、元の作品を残したうえで別のコピーで試す方針にします。「たくさん作ったから駄目」と説明するのではなく、「どの部分が保存の条件に当たったか」を調べる作業として一緒に進めてください。
別の人の作品を編集した場合
他の人の作品の中を開いて変更した場合は、自分の作品としてコピーを残しているかも確認します。公式ヘルプでは、他の人の作品を編集したように見えても、その変更が元の作品へ保存されるわけではないと説明しています。
子どもには、「中を見る」「手元で動きを変える」「自分の作品として残す」を分けて聞きます。完成した画面が動いたことと、後から作品一覧で開けることは別だからです。
ここで確認したいのは、作品を残す場所と所有者です。他の人の素材を自由に転載してよいという話ではありません。学校や教室の課題では、提出や他の人の作品を使うルールも先生へ確認します。
ファイルを開き直す確認
公式の案内では、保存したsb3ファイルを新しいプロジェクトへ読み込んで作業を再開できます。英語の画面では「File」「Load from your computer」です。
確認用には、元の作品が開いた画面を残し、新しいプロジェクトを用意します。そこへ保存したファイルを読み込み、最後に変更した箇所があるかを見ます。既に大切な作品が開いている画面へ、別のファイルを読み込む作業は避けます。
家庭での確認例は次の順番です。
- ファイル名と保存した日時を読む。
- 新しいプロジェクトへ読み込む。
- 最後に追加したブロックや背景があるかを見る。
- 緑の旗など、その作品で使う開始操作で動きを確かめる。
- 音や登場人物も残っているかを見る。
「開いたら昔の状態だった」という場合は、そのファイルが今回のコピーかを見直します。同じ名前のファイルが複数あると、古い方を開いたまま確認を終えやすくなります。確認済みのコピーを選んでから、不要なものを整理してください。
親が決めておく保存の習慣
保存トラブルの後は、長い注意事項より、毎回の終了前に行う確認を一つ決めます。たとえば「作品名と保存先を一緒に見る」という習慣です。学習効果やトラブル防止を保証する方法ではなく、家庭で管理しやすくする提案です。
ファイル名には、作品名と日付、変更点が分かる短い言葉を付けます。「ねこゲーム_1022_音追加.sb3」のような名前なら、前回との差を判断できます。実名や学校名を入れる必要はありません。
教室へ通っている場合は、家庭の端末へコピーしてよいか、提出はファイルか作品URLかを先生に聞きます。自宅で再開する場面を決めておくと、持ち帰ったものが画像だけだったという行き違いを避けられます。教室の選び方は体験時に親が確認するポイントも参照できます。
よくある質問
再読込を最初にしてよいか
作業中の変更が保存されているか分からないなら、端末へのコピーの確保を先に試します。公式ヘルプも、サインアウト前に作業を端末へ保存するよう案内しています。
画像だけ残せば作品を戻せるか
画面の画像と、編集できるsb3ファイルは別のものです。保存したいのがプログラムそのものなら、作品ファイルを残し、読み込めるかまで確認します。
無料の家庭学習では難しいか
今回のエラーだけで、教室が必要とは判断できません。通信・ログイン・素材・保存先のどこで困ったかを整理します。親子だけでは解決しない場合は、学校や教室の担当者へ状況を伝えてください。
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